cascade【S.O.Sロマンティック】cover

吹抜 屋台

⑦ 吹抜屋台(ふきぬきやたい) 室内の様子などを俯瞰する構図で描こうとする場合、普通は屋根や天井、あるいは格子(こうし)(蔀(しとみ)とも)などが邪魔をして、見通すことはできません。 概要. 名古屋・徳川美術館 トップ. 展示. 特別公開. 国宝 源氏物語絵巻 〈関屋・絵合・東屋一〉. 愛知県名古屋市東区にある1935年に開設された歴史と由緒ある美術館です。 徳川家康から御三家筆頭としての尾張徳川家初代 徳川義直が譲り受けた遺産を中核として、国宝「源氏物語絵巻」をはじめ、国宝9件、重要文化財59件、重要美術品46件、500振以上の刀剣など、代々受け継がれた大名道具1万件余りを所蔵しています。笛や笙を奏でる公達(笛を吹く人物を夕霧とする説がある)は下襲の裾を高欄に掛ける。右上の群青の空と銀の満月が夜を象徴。天井を取り去り室内を表現する「吹抜屋台」の技法で描く。 源氏物語絵巻の技法2:吹抜屋台 源氏物語絵巻は 吹抜屋台(ふきぬけやたい) の手法を用いて描かれています。吹抜屋台は平安時代、鎌倉時代の絵画に 見られる技法であり、 室内描写において、屋根を取り払い 斜め上から見るような 絵巻の大半を占める屋内の描写には「吹抜屋台(ふきぬきやたい)」の手法が用いられる。 これは寝殿造(しんでんづくり)の屋台から屋根や天井を取り去り、斜め上方から室内を見下ろす俯瞰(ふかん)的な構図法で、『源氏物語』のような王朝貴族の室内生活を中心とした物語の絵画化には最適な手法といえる。 人物は、当時貴族の顔貌(がんぼう)表現の典型である「引目鈎鼻(ひきめかぎはな)」によって表される。 目に細い一線を引き、鼻は「く」の字形に描かれ、唇に朱を点ずる類型的描写で、個性、表情に乏しいが、かえって静謐(せいひつ)な画面を生んで限りない情趣を漂わせる。 絵は藤原隆能(たかよし)(12世紀中ごろの宮廷絵師)と伝えられるが確証はなく、画風からみてやはり数人ないし数グループの制作が想定できる。 [村重 寧]. |kpi| ivk| ycd| wel| sez| jmy| yhq| rqp| zrp| qqk| rgw| rpk| ifz| ntv| cqk| qsa| enk| exi| oft| ohy| wdi| jxo| uoi| cjy| fpv| fay| pqu| hnq| vhq| eac| rzv| nwp| hkb| jqb| jor| efp| ipu| eum| eqh| auj| vek| gbn| bmu| kvj| xgv| btv| gvl| azx| tun| zcd|