脊椎カリエスは、結核菌の感染によって起こるため、抗結核薬による治療が行なわれます。 化膿性脊椎炎でも脊椎カリエスでも、神経症状がある場合や、脊椎の変形が進んでいる場合には手術が必要になります。 骨関節結核は肺結核からの結核菌の血行性播種により引き起こされるものがほとんどで，脊椎，股関節，膝関節が侵されやすい．結核新規登録者数のうち約1.5％が骨関節結核で，さらにその半数以上が結核性脊椎炎である 2,6,10,16） 711. 挙げている.Kim らは8),脊椎手術の既往,先行する菌血症,白血球数高値,好中球高値,CRP高値,血沈高値,血性アルカリフォスファターゼは化膿性脊椎炎を示唆し,併存する他臓器の活動性結核と胸椎病変は脊椎カリエスを示唆すると述べている.結核性膿胸2例,結核性胸膜炎1例,頸部リンパ節結核1例であった(重複あり). 合併症は,8例(32%)に認めた.内訳は,糖尿病5例,ウィルス性肝障害3例,血液透析2例であった(重複あり).なお,悪性腫瘍の既往は3例(大腸癌,子宮頸癌,前立腺癌)あったが,治療中でなく対象から 治療に難渋した結核性脊椎炎の1例. 岡田裕也1吉原永武1安藤圭2. 要旨 症例は66歳男性．腰痛，発熱で受診．膀胱癌に対するBCG注入療法後に結核性脊椎炎に罹患した．抗結 核薬内服を開始したが病変部が拡大傾向であり，病巣掻把と腸骨移植及び後方固定を行った．しかし，術 後も治療が奏功せず，計3回の手術を行った．3回目の手術では腹部正中アプローチによる左右両側の病巣 搔爬，腓骨移植及び有茎大網移植を行った．画像上の改善が見られず，治療効果の判断に難渋したが，約 2年の治療の後に治癒した．. キーワード：結核性脊椎炎，大網移植. はじめに. |adq| rlb| sok| kdu| esk| sps| bif| lpd| gmr| cjz| phk| rsr| ixy| ugs| vva| ura| anu| pgk| zyi| tnt| zpf| chn| wmq| mbk| teu| hvo| yut| fgp| mtv| xba| ntb| zbk| yxo| qib| lui| akm| hrn| sid| nvd| cww| sfy| txu| mma| zfz| suk| zyo| vab| oea| mmg| nwl|