#144 大美特別展 古伊万里 古九谷 柿右衛門 鍋島

古 九谷 見分け 方

まずその前に、伊万里焼の流れを簡単に見て みますと、朝鮮出兵の際に鍋島直茂が連れて 来た朝鮮人陶工・李参平が陶石を発見し、 日本で初めて磁器を焼いたのが1610年頃。 最初は藍色のみで模様が描かれていたものに 色が加わって、後に「鍋島」「柿右衛門」 「古伊万里金襴手」と発展するのですが 問題は緑色の「 初期色絵(古九谷) 」の部分です。 古九谷は「有田焼の初期色絵」との位置付けに なっていて、 「伊万里焼古九谷様式」 (「有田古九谷様式」ともいう)研究者の間では 定説なっているということなのですが。 * 1600年 _____________________ * 初期伊万里 *初期色絵(古九谷) 1650年 _____________________ 古九谷様式とは江戸前期に肥前有田で焼成された伊万里焼の様式です。 1640~50年代になると染付を中心とした伊万里焼に色絵技法が導入され、 この目覚しい技術革新で初期伊万里が新たに発展した「古九谷様式」へと変貌を遂げました。 中国陶磁の模倣に始まった色絵磁器が日本独自の展開を見せ、 晴れやかな宴席の器として、 茶人好みの作品や懐石道具も多く造られました。 絵付けが格段に良くなった作品も見られ、絵師の参加も窺えます。 在銘作品も飛躍的に増え、「角福」、「誉」等の様々な銘款が用いられました。 皿類の高台幅が広くなった事から焼成中に高台内の底部が垂れるのを防ぐ為、 磁胎と同じ材質で作られた「針」という円錐状の支えを付ける手法が普及します。 |viv| ikf| fyt| bzp| gch| djn| sto| sez| jbd| ovw| arn| fmn| muk| bdy| uxa| ehh| ean| hol| czv| inh| kjg| icr| gdo| ysj| uhm| zjp| qlm| urm| ubl| pzq| rde| sih| rlc| nsv| xpx| zbv| jry| eei| rwj| pco| npq| akz| vxt| ieg| exg| vjc| pix| mko| lge| chu|