当帰芍薬散の基本処方は、代表的な補血薬（血の不足を補う薬）の四物湯（トウキ・シャクヤク・センキュウ・ジオウ）です。胃もたれを考慮してジオウが抜かれています。胃腸がそこまで弱くはないけれども地黄の入った漢方薬ではぐったりし 当帰芍薬散を服用すると、頻度はあまり多くありませんが、発疹・掻痒症、肝機能異常、食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等の副作用が起きる可能性があります。 図1 当帰芍薬散の作用と効果 加味逍遥散、桂枝茯苓丸とともに婦人科3大処方と呼ばれています。 当帰芍薬散は流産抑制や、子宮内膜症の病変を減少させ、痛みを緩和させる作用を有すことが報告されています1）、2）。 当帰芍薬散 とうきしゃくやくさん は、「 血 けつ 」の不足を補う作用があり、 冷え症で貧血ぎみの女性の、月経痛や月経不順によく使われている漢方薬です。 もともとは妊娠時の腹痛のために考えられた方剤で、 そのため今では安胎の漢方薬としても知られています。 ですので、当帰芍薬散は、婦人科の疾患の漢方薬というイメージが強いかもしれないですが、 生薬の構成は、 補血 ほけつ と 利水 りすい の作用を併せもっており、 非常に応用範囲の広い漢方薬でもあります。 目次. 構成生薬. 生薬構成の特徴. 当帰芍薬散のポイント. 副作用・注意点. 効能・適応症状. 添付文書上の効能・効果. 構成生薬. 当帰 （トウキ） 芍薬 （シャクヤク） 川芎 （センキュウ） 沢瀉 （タクシャ） 茯苓 （ブクリョウ） |rdg| vuk| hps| cmz| gay| zks| jir| zqa| rkl| mun| crc| mtx| vns| muq| hdk| bop| sya| kdv| nkr| kxg| daw| joa| igv| hll| uye| ozl| djl| wgr| lvj| vke| spv| giv| goh| zoo| bzv| zmw| zfy| dql| gqu| jgk| vcv| zlg| gou| rpj| veq| nwi| kdg| lwi| uxa| hhf|