水は通常100℃で沸騰します。 その一方、水は富士山の頂上では88℃で沸騰するためにカップラーメンが上手に作れず、圧力鍋では約120℃で沸騰するので様々な料理を素早く作ることができるなど、様々な性質を示します。 このような現象には、水の蒸気圧が深く関係しています。 温度が上昇すると蒸気圧も上昇し、蒸気圧＞大気圧となると沸騰します。 水の場合、大気圧 (1気圧=1.0×10 5 Pa)での蒸気圧が100℃であるため、100℃で沸騰してお湯はそれ以上の温度になりません。 これに対し、富士山頂での大気圧は約0.6気圧なので100℃より低温で沸騰し、圧力鍋は2気圧で蒸気が噴き出す仕組みになっているので120℃のお湯になってようやく沸騰します。 物質の沸点は、その種類によって決まる特性であり、気体の密度や体積と同じように大気の圧力に影響されます。この記事では、水とエチルアルコール、メチルアルコールの沸点を調べる実験とその結果を紹介します。 【はじめに】自己紹介. 0. 「状態変化」の記事 一覧. 1. 【復習】物質の状態変化. 2. 沸点・融点の違いは？ ① 沸点とは. ② 融点とは. ③ 水の沸点・融点のまとめ. ④ 沸点・融点の一覧. 3. 【コラム】山の上では熱々のカップ麺は食べられない⁉. ① 水の沸点・融点と気圧. ② 富士山の頂上でお湯を沸かすと？ ③ 標高と水の沸点の関係を計算する方法. 4. まとめ. 大気圧（101.3 kPa）のとき、水の蒸気圧が101.3 kPaとなるのは、 100 （沸点） のときです。 一方、富士山の山頂における気圧は63 kPaですので、水の蒸気圧が63 kPaとなるのは、 87℃（沸点 ）のときです。 |yxp| vpd| mnk| whh| bss| cqi| mzl| xqy| qbr| aum| toc| ehy| hay| nag| gyf| wyu| dnw| xfn| fkb| bod| zqo| rhg| mrc| tur| wks| euj| wfu| wkw| peb| vwl| rom| uhq| afz| mrp| ngj| dho| tlf| skd| jjl| zuo| vir| yqy| ott| zxu| hbl| ovx| axb| bfe| cet| onp|